毎日、毎日
連日の猛暑でバテぎみ。久々の長いお休みなので、ブログも少し長めに書いてみよう。飽きたら途中で、ひと眠りしてまた続きを見てください。zzz・・・zzz・・・。
前回の続きで、今日は当社がひのきの柱にこだわる理由を書いてみます。
日本は高温多湿で雨も多く、春夏秋冬の四季のある情緒あふれる気候をもつ国です。日本の気候風土にあって育った木材、そのなかでも檜は、腐りにくく(水に強く)粘りがあって、柱としての上下からの圧縮に強く、耐久性に優れた一番適した素材なのです。ある一定の規格の大きさがあれば、何の木材でも申請は通りますが、樹種によってはものすごい差があるものです。その木材の特質が構造材の素材として本当に向いているか、疑問のある工法をよく目にします。
また、木は生きているので、湿気の調湿作用があり、また檜はフィトンチットという成分を放出しているので、森林浴のように人を癒して元気にしてくれる、つまり住まいする人の健康にやさしくいい作用をもたらしてくれると思います。今の住宅は、和室が少ないので、柱が隠れてしまいますが、壁の中に入ってしまう柱だからこそ良い素材の確かなものを使用したいと考えます。構造体の材料の価格はあまり話題にならず、本当は良い高級素材を使っているので建築費に反映できればいいのですが・・・。昔の良い家は、良い材料をよく吟味して使ったものです。
当社の地震、火災に強い構法(木造の軸組工法に、ツーバイフォーのような壁組工法をプラスした)については次回、つぶやかせてもらいます。それでは